ファミリーハウス視察のご報告

顔晴れ会の目標へ向けて、一歩ずつ前進しています。
顔晴れ会では、活動当初からの大きな目標のひとつとして、「琉球大学病院の近くにファミリーハウスを設立すること」を掲げています。
小児がんや重い病気と闘う子どもたちの入院生活を支える上で、遠方から通院・入院するご家族の「滞在場所」の確保は、心身・経済的な支えとして欠かせません。
その実現に向けて、今回私たちは、「大阪母子医療センター」に隣接するファミリーハウスを視察させていただきました。

視察先のファミリーハウスは、病院から徒歩でアクセスできる距離に立地しており、外来・入院の付き添いのために府内もちろん、府外から訪れるご家族も利用されています。
室内はシンプルで清潔感があり、長期滞在に必要な生活設備(キッチン・ランドリー・冷蔵庫・お風呂など)が整っていました。
また、共有スペースでは、ご家族同士が自然と交流し、悩みや気持ちを共有できる「つながりの場」としての機能も果たしており、病気と向き合う中での孤立感を和らげてくれる、大切な居場所であると実感しました。

今回の視察を通じて、以下のような具体的なイメージと学びを得ることができました。
・実際の運営モデル(利用条件・滞在期間・費用負担・予約管理など)
・看護・医療チームとの連携体制
・ボランティアや地域団体との協働の仕組み
・滞在するご家族の「声」やニーズ
・安全・衛生・プライバシー配慮といった設計視点
そして何より、「子どもをそばで見守れる安心」と「親自身が休める環境」がどれほど大切かを、改めて感じる機会となりました。

沖縄県内には、長期にわたり通院・入院を続けるご家族が多くいます。
特に離島や遠方から来られるご家族にとって、滞在費や移動負担はとても大きなハードルです。
当団体では、琉球大学病院の近くに「ファミリーハウスをつくる」ことを目指し、具体的な準備を進めてまいります。

ファミリーハウスの設立は、一団体だけでは成し得ない大きな挑戦です。
だからこそ、これまで顔晴れスタンドや各イベントなどを通して応援してくださった皆さまや、医療関係者・地域団体・企業の皆さまとも力を合わせて、実現に向けた一歩を歩んでいきたいと考えています。

今後も、視察の学びや計画の進捗を随時ご報告いたします。
この目標に共感してくださる方、協力したいという方は、どうかお気軽にお声かけください。

最後に、視察にあたってご対応いただいたファミリーハウスの皆さま、受け入れてくださった大阪母子医療センターの関係者の皆さまへ、心より感謝申し上げます。

これからも応援よろしくお願いいたします。