法人情報

代表理事

金城　敦子

「お母さん。何も考えないで遊びに行きたい。」と4年前、旅立った娘が出かける時に言っていた言葉です。
小児がんや命を脅かす病気の子ども達、家族が、気兼ねなく遊べて相談できる第2のお家。
「また遊びに来ていい？」「またお茶のみに来ていい？」
「また泊まりに来ていい？」
そんなお家を、琉球大学病院の側に設立したい。
「スープの冷めない距離」で、私達が出来る事を応援していきたい。
娘の宿題を顔晴って仕上げていきたいと思います。
子ども達が少しでも前を向いて進めるように。
どうぞ応援宜しくお願い致します。

理事

宮平　有希子

当時1歳7ヶ月の娘が小児がんを発症し、約11ヶ月間の闘病生活を経験しました。闘病中の外泊時は感染防止のため、他者との交流を避け、引きこもるように生活していました。そんな生活を送る中で、闘病中でも子どもが子どもらしく遊べる場所、他者と関われる場所があれば、辛い治療にもっともっと向き合えるのではないかと考えるようになりました。それから13年。その想いが、人から人へと伝わり繋がることで、同じ志を目指す仲間と出会え、叶えることができると確信し動き出すことができました。今後も、子ども達とその家族が毎日を笑って過ごせるよう、小児がん支援・コミュニティ兼ファミリーハウス設立の為尽力して参りたいと思います。宜しくお願い致します。

理事

又吉　李美

私自身、小・中学校と小児がんで闘病していました。その中で、多くの方々に励まされ生かされてきました。今度は私が誰かのために少しでも力になれるようにサポートしていきたいと思います。

理事

當間　健人

息子の闘病経験からファミリーハウス兼コミュニティハウスの必要性を感じていました。病気と闘う子どもたちとその家族が、平穏な日々を送れる場所があれば、治療への希望と力が生まれます。1日でも早く「創設」が実現できるよう顔晴ります。

相談役

百名　伸之

「顔晴れ会」は、小児がんや難治性の病気で生命を脅かされる子どもたちとそのご家族が、それでも笑顔で希望をもって生きていける社会の実現を目指しています。そのための包括的なサポートを受けられる環境づくりを実践しています。 
私は、一小児科医として長年小児がん診療に携わってきました。その間、病気の子どもたちはもちろん、親御さんやきょうだいたちの辛い状況をつぶさに見てきました。突然の入院による日常の破壊、家族、友だちとの別離、休学、長期付き添いの疲弊、休職、きょうだいの孤立、などなど病院という閉じた医療体制の中だけでは、どうしても支えることのできない事例がたくさんあります。「顔晴れ会」の存在意義はまさにそこにあり、健全な社会には必要欠くべからざるものと考えます。
まだ生まれたばかりの会ですが、これから大きな力となって地域社会を動かしていくことを期待しています。