顔晴れ会を設立するきっかけ

「辛い病気は小児がんだけじゃないんだって事がこの病気になって分かった。ほかにも頑張ってる子たちがいる。だから頑張る。」

これは、闘病中の私の娘が語った言葉です。
彼女の言葉には、同じ苦難を乗り越えようとする子どもたちへの深い共感と、それぞれの闘いが互いに勇気づける力になるという強い信念が感じられました。
病気との闘いは、医療的な挑戦だけにとどまりません。家族は精神的、経済的な困難に直面し、日常生活も大きく変わります。特に病院での長期入院は、子どもたちと彼らを支える家族にとっても大きな試練です。しかし、家族が一丸となって支え合い、共に過ごす時間を持つことで、それらの困難を乗り越える力となり得ます。

こうした背景から、私たちは「コミュニティハウス兼ファミリーハウス」の創設を目指しています。
この場所は、病気と闘う子どもたちとその家族が安心して集い、お互いを支え合えるコミュニティとなります。ここでは、感染症のリスクなく自由に遊び、家族と大切な時間を共有できます。さらに、同じ状況にある他の家族と経験を共有し、互いに励まし合うことで、闘病生活の中にあっても、希望を見出すことができるでしょう。
みなさんも、ぜひ、一緒に「コミュニティハウス兼ファミリーハウス」の創設を目指す仲間になっていただけますと幸いです。

一般社団法人顔晴れ会
代表理事 金城 敦子

顔晴れ会についてもっと知る

私たちの目的や目指すことを詳しく紹介しています。

私たちの活動は皆様のご支援によって支えられています。